アクセサリーとジュエリー、この2つには、実は違いがあります。ここではその違いと定義を記載していきます。

アクセサリーについて

「アクセサリー」とは大まかなカテゴリーでいうと一般的に「付属品」「装身具」という意味で、ファッションに限定した呼称ではなく、携帯電話や車の車載グッズなども「アクセサリー」と呼ばれています。「ジュエリー」という言葉と比較したとき、「アクセサリー」は普段使いのしやすいネックレスやピアス、指輪、髪飾り、帽子やベルトなど、身を飾るもの、そのデザインや使用している素材に制限がないものを指して広く「アクセサリー」と呼んでいます。「アクセサリー」の中でも、やや「ジュエリー」に近いものを、「ファッションジュエリー」「ファインジュエリー」「コスチュームジュエリー」などと呼ぶ場合があります。

ジュエリーとは

日本ジュエリー協会によると「ジュエリーとは、装身具のうち、素材に貴金属、天然宝石を用いた宝飾品である」という定義が発表されています。「貴金属」のうち、金、銀、プラチナはジュエリーの主材料として使用し、パラジウム、ルテニウム、イリジウムは割り金としてジュエリーの素材に使用するものです。「天然宝石」とは、ひとの手を加えずに自然界で生成された宝石物質(鉱物、岩石および有機物など)を指します。(※「宝石」には、生成後に色や外観にひとの手を加えられたものも含まれます。ダイヤモンドやルビー、サファイア、エメラルドなど)

使用している地金(金属)が金やシルバー、プラチナなど、いわゆる貴金属であり、希少価値の高い宝石であるダイヤモンドなどの高価な天然石を使用しているものを指して「ジュエリー」と呼んでいます。「ジュエリー」は値段が飛びぬけて高価な物もあるので、ファッションを彩るアイテムだけでなく、価値のある財産として所有する場合も多いです。